福岡市城南区で賃貸マンション探しーエアコン付かどうかをチェックする
賃貸マンション物件を調べていると、「設備」として「エアコン付」と記載されているものがあります。地域やマンションのメーカーによってはそれが当然となっている場合もありますが、福岡市城南区ではエアコン付賃貸物件もあればそうでない賃貸物件もあって「標準装備」とは言い切れません。従って部屋探しの際にはエアコン付かどうかも重要ポイントになります。
ただし、例え「エアコン付」と表記されていたとしてもそれが思った通りというわけではない可能性もあります。特にありがちなのは部屋数の多いファミリー物件の場合で、「エアコン付」といってもリビングに1つ付いているだけで他の部屋にはないことも少なくありません。
「ないなら自分で取り付ければいいじゃないか」と思うかもしれませんが、物件の間取りによっては室外機を置くスペースがなかったり配管を通す穴が開いていなかったりといった理由で設置できないこともあります。また配管の穴を開けるなどのエアコン設置作業は建物に傷をつけることになるため、貸主の許可を得る必要があり、許可してもらえなければやはりエアコンの設置は不可能ということになってしまいます。従って、物件がエアコン付か、あるいはエアコン設置が可能かどうかを予め確認しておくことが大切になるのです。
一方、「エアコン付」と表記されていないのに、実際に見に行ってみるとエアコンが付いていた、ということもあります。
これは前の入居者が退去時に取り外さず残していったもの。これを「残置物」と言いますが、残置物は「設備」に記載できないため紙面やネット上の物件紹介ではないものとして取り扱われているのです。従って「エアコン付」と記載されていなくても残置物の可能性を不動産会社に問い合わせると良いのですが、気を付けたいのは「残置物」はあくまで貸主のあずかり知らぬもの、ということ。もし入居してすぐエアコンが壊れたとしても、貸主は一切関与しないので自分で修理しなければなりません。また古いエアコンは電気代が高くなりますし、不要になった場合の取り外し費用や処分費用も自費になることも覚えておきましょう。